下手くそなコミュニケーション(1)

今回は「下手くそなコミュニケーション」について詳しくみていきます。

皆さんはこんなことをやってしまっていませんか?

・ためいきをつく
・貧乏ゆすりをする
・机を指でトントン叩く
・バタンとドアを閉める
・舌打ちする        

・・・などなど。

例えば家族といる時に、誰かがこういった仕草をするとします。
一緒にいる人にはそうした行為がどのように映るでしょうか?

それらの行為自体には元々意味はありませんが、私たちの経験上、

「疲れているのかな」
「いらいらとしているのかな」とか
「怒っているのかな」「機嫌が悪いの?」

という風に感じます。その上、

「何か機嫌を損ねることをしてしまったかな」 とか
「何か声をかけてあげた方がいいのかな」

という風に思うかもしれません。

こうした、言葉を伴わないコミュニケーションを
「非言語的コミュニケーション」
といいますが、私たちは思っている以上にこうしたやり方を
してしまっていることに気付かされます。

別の例をあげると、図書館で騒いでいる人をにらみつける、
といった行為などもそうでしょう。

いずれの例についても、受け取る側にその行為の意味の解釈を
委ねてしまうことになるため、伝える人の気持ちが適切には伝わりません。

よりよいコミュニケーションのためには、こうした形は避けた方が
よさそうですね。


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