非言語的コミュニケーションについては以前に書きましたが、今回は一方的なコミュニケーションについて。
言葉を使っていても、場合によってはそれが適切なコミュニケーションにならない場合もあります。
具体的にみていきましょう。
<シーン1>
母:(ガチャ)明日テストなんでしょ?遊んでていいの?
子:うん、わかってる。今からやるとこ。
(母退室、早速勉強にとりかかり、集中して1時間勉強。疲れたので10分休憩していたらそこに母が部屋に)
母:何回言ったらわかるの!勉強しなさい!(バタン!!)
子:・・・
その後数日間お母さんとは口をききませんでした。
<シーン2>
部下A:仕事溜まっててなかなか終わらへんねん。
部下B:ちょっと休憩したら?私今日は暇やからコーヒーでも飲みにいくけどどう?
部下A:そうやね、でも私ここで休憩するわ。
上司 :手あいてるみたいやからこの仕事やっといてや。
部下A:え、ちょっと・・
部下B:お疲れ様、お先に失礼しまーす。
部下A:・・・え?Bさんばっかり・・
夜遅く家に帰ったAさんは、イライラしてやけ食いしてしまいました。
<シーン3>
A :俺ってマジで最悪やんな。頭は悪いし、要領も悪いしさ。
友人:そんなことないって。
A :いや、どうしようもないわ、俺死んだ方がましやわ。
友人:・・・
その後友人からは遊びに誘われなくなりました。
いかがでしょうか。
上の3つ、コミュニケーションとして何が問題かわかりますか?
次回解説します。では。
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